注意: 最新の情報と更新内容については、SoundMAXのWebサイトを参照してください。
SoundMAXのすべての3Dゲーム・オーディオ機能は内蔵されており、プレイするゲームによって直接コントロールされるからです。
[スピーカ設定]を設定すると、オーディオ・リスニング環境を最適化して最もふさわしい音響効果を得ることができます。ヘッドフォンを使う場合は[ヘッドフォン]を、スピーカが前面(デスク上、モニター上、ラップトップ内など)に2つある場合は[ステレオ]を、スピーカが前面と背後に2つずつある場合は[4]を、スピーカが前面に3つと背後に2つあり、LFE(低音効果)用サブウーファーを使う場合は[5.1]を選択します。
[近接]は、ラップトップやモニターに内臓されているスピーカ、またはモニターのすぐ近くに配置したスピーカに対して音響効果を最適化します。[遠隔]は、デスクトップ上に離して配置したスピーカ、または本格的なホーム・ステレオ・システムに対して音響効果を最適化します。
バス・ブーストの設定では、20Hz〜100Hzのバス出力を最小0dB、最大+10dBの範囲で増強します。バス・ブースト機能をオフにするには、スライダの横にある[無効]チェック・ボックスをクリックします。
4チャネルまたは5.1チャネルのスピーカ・システムがない環境でマルチ・チャネル・サウンド・トラックの映画を視聴する場合、SoundMAXはステレオ・スピーカの設定を使って自動的にバーチャル・スピーカを構築します。SoundMAXによって自動的にバーチャル・スピーカが構築されないようにするには、[無効]チェック・ボックスをクリックします。ヘッドフォンで「バーチャル・シアター・サラウンド」を聴くには、[ヘッドフォン]アイコンをクリックしてアップグレードを購入してください。このアップグレードを購入してインストールすると、ヘッドフォンを使って映画を視聴するときに、この機能が自動的に動作するようになります。
アコースティック環境は、音響と音楽を聴くことが可能な仮想的な場所です。これらの[環境モデル]によって、音響描写と同様に、コンサート・ホールやトンネル内などのさまざまな場所を疑似体験できます。表示された[環境モデル]リストから新しいモデルをクリックして、リスニング・スペースを変更できます。これらのモデルは、Environmental Audio (EAX)を利用したゲームに使われているモデルと同じもので、使うゲームによって自動的に有効にされたり変更されたりします。
Virtual Earでは、さまざまな個人ユーザー用に「カスタム聴感モデル」を保持することができます。これらのモデルは、各聴取者用にカスタマイズされます。使っている聴感モデルを変更するには、[カスタム聴感モデル]のリストから新しいモデルをクリックします。いくつかの一般的なサンプル・モデルを試聴できます。これらのモデルでは、[大人]または[子供]の聴感を疑似体験できます。自分用にカスタマイズしたVirtual Earを作成してSoundMAXで使うには、[聴感]アイコンをクリックしてVirtual Earのアップグレードを購入してください。このアップグレードを購入してインストールすると、[聴感]アイコンをクリックしてVirtual Earを直接実行できます。
この静止音は、「ピンク・ノイズ」と呼ばれる特殊なトーンです。このトーンを使うと、すべてのスピーカが正しく接続され配置されているかどうかを確認できます。このテストの目的は、各スピーカから出力される音量と同じ音量のトーンを発生させることです。これによって、スピーカのバランスが最適になるようにスピーカを移動することができます。
MIDIはMusical Instrument Digital Interfaceの略で、さまざまなシンセサイザを相互に接続するための言語を定義します。
GeneralMIDIは、128のサウンドと1つのドラム・キットを含むサウンド・セットの規格です。これにより、すべての標準GeneralMIDIファイルを任意のGeneralMIDIシンセサイザで演奏して実際と同様のサウンドを再生できます。インターネット上にあるほとんどのMIDIファイルは、GeneralMIDIフォーマットに準拠しています。サウンド・カードによってはGMの楽器サウンドを正しく再生できないものもありますが、SoundMAXシンセサイザには、プロ級のGeneralMIDIサウンド・セットが多数含まれています。
これは、MIDIシーケンスを含んだファイルです。MIDIファイルには、ミュージックやサウンドをシンセサイザによって再生する方法を指示する命令が含まれています。これは、文字しか含まれていないファイルから文書を作成するエディタのような働きをします。
SoundMAXシンセサイザがGeneralMIDI(GM)およびXGlite(XGサウンド・マップ対応)MIDIファイルを再生するために使うデフォルトのサウンド・セットを、このセットによってカスタマイズできます。SoundMAX製品には、プロ級の4MB GeneralMIDIサウンド・セットと、1.2MBのXGliteサウンド・セットが標準で付属しています。Yamaha XGフォーマットのMIDIファイルを再生する場合は、XGliteサウンド・セットを選択してください。新規のGeneralMIDIサウンド・セット用アップグレードをダウンロードするか、SoundMAX のWebサイトから購入してください。
このスライダは、SoundMAXシンセサイザで再生するMIDIファイルに残響やコーラスを追加するために使います。[標準]に設定すると、各サウンドのエフェクト・ボリュームが、元のコンポーザが設定したボリュームに設定されます。[最大]方向に移動すると、各サウンドのエフェクト量が、最大の残響ボリュームまで増加していきます。MIDIシーケンスにエフェクトも加えたくない場合は、該当するエフェクトの横にあるチェック・ボックスの選択を解除して、[残響]または[コーラス](またはその両方)をオフにします。
MIDIボイスは、SoundMAXシンセサイザで再生される単一の音色またはサウンドです。
MAXvoiceを使うと、複雑なMIDIシーケンスを再生するために必要なMIDIボイス数を最大に選択できます。平均的なMIDIシーケンスでは、32より少ないボイスが使われ、64を超えるボイスを使うシーケンスはほとんどありません。MAXvoiceのボイス数は最適な128に設定されているので、ボイス数が不足することはありません。万が一それ以上の数のボイスが必要になった場合は、必要なだけ設定できます。コンピュータの処理能力以上または最大使用%以上に大きな数を選択した場合は、クリック音またはポンという音が聞こえます。そのときは、小さい値を入力すれば直ります。
[シンセサイザCPUを最大]を設定すると、SoundMAXシンセサイザ用のMIDIボイスを生成可能なコンピュータのプロセッサ使用量を最大値に選択できます。80%を超えるプロセッサをシンセサイザに割り当てることはできません。
DLSはDownLoadable Soundsの略です。DLSを使うと、カスタム・サウンド・セットをSoundMAXシンセサイザにロードできます。カスタム・サウンド・セットは、通常、ミュージシャンが特殊なMIDIファイルで使用するために作成します。一部のサード・パーティ製ソフトウェアを使って、独自のMIDIシーケンスとDLSサウンド・セットを作成することもできます。SoundMAXは、聴取効果を強化するために、最新のレベル2バージョンのDLSをサポートしています。MIDIファイルを関連DLSファイルと一緒にロードして再生するには、DLS ローダ・アプリケーションを実行してください。
これは、MIDIシーケンスと、そのMIDIシーケンス用に特別に作成されたカスタムDLSサウンド・セットの両方を含む単一のファイルです。
Windows Media Playerで、関連DLSサウンド・セットを使ってMIDIシーケンスを自動的にロードして演奏する方法には、次の2通りがあります。.rmdファイルを選択した場合は、自己解凍DLSファイルが自動的にロードされます。同じディレクトリ内に同じ名前の関連.DLSファイルを持つ.midファイルを選択した場合は、どちらか1方のファイルを選択すると両方のファイルが自動的にロードされます。また、手動で.midファイルと.dlsファイルをロードして、[Windows Media Playerを実行]ボタンを押してロードすることもできます。SoundMAXシンセサイザからすべてのDLSサウンド・セットをクリアするには、[デフォルトのGMサウンド・セットにリセット]ボタンを押します。